スタッフのブログ

2023年忘れられない夏

皆様、こんにちは。2023年9月4日火曜日です。
昨日は久しぶりのまとまった雨で、やっと秋が来たかも、なんか涼しい!!と一気に期待したところでしたが、、、、今日は朝からまたジリジリとした日差しが、、、残念!まだまだ我慢の日は続きます。何をしても汗みどろの2023年夏、雨が降らなかった夏、忘れられないですね。
もう一つ、「2023年忘れられない夏」の出来事。ブログ担当者の私も8月半ば過ぎ、コロナに感染してしまいました。仕事に穴をあけ、クライアントの皆様にはご迷惑をおかけしました。私、人混みは大嫌いだし、外食ゼロの生活を保ってはいたのですが、家族が感染し、家の中にウィルスを持ち込んでしまったのです。家庭内隔離や消毒などかなり頑張ったのですが、防ぎきれませんでした。感染力が強く、家庭内や施設内であっという間に広がる、という記事も目にします。
コロナは感染してもほぼ無症状で済む人が人口に一定割合を占めるそうです。羨ましい(友人に一人います!)。私の場合はそれなりに症状が出ました。喉のセロセロ感から始まって、咳、発熱、関節の痛み、喉の痛みなど、一通りの症状が出ました。イソジンの喉うがいに加え、鼻うがいにまでイソジンを入れて、しみて毎度涙目になりながらも、必死に防衛線を張っていました。あ、あと栄養補給にかこつけて、鰻を食しておりました!病人の特権です。真冬の年末に感染した知人は、「桃が食べたい!」と言って、デパートでフレッシュの桃を調達してもらったそうです。冬の桃?温室栽培?どうなってることやら。
症状や後遺症は人により色々のようです。いずれ、少しずつは良くなってはいくみたいですね。私も感染から20日近くたった先週の土曜日、大好きな山歩きを復活させて、ゆっくりゆっくりではありますが、木々の生い茂る山の中を歩き通すことができました。冷房がなくても涼しい空気を本当に久しぶりに味わってきました。
新たな変異ウイルスも話題になっていますね。過度に神経質になっても苦しいし、かといって油断しきってしまってもまずいのではないかと思います。「ほどほどに」ということで、私も人混みでのマスク、帰宅しての手洗いとうがいを継続していこうと思います(時々忘れるけど)。
気温は夏ですが、季節は秋です。何かと色々考え込んだり、時には不安定になりやすい季節の変わり目でもあります。そういう時は、どうぞワナにいらして語ってくださいね。個人でもグループでも良いと思います。お待ちしています。

カウセリングルームをどうやって選ぶ?

相変わらず酷暑は続き、お盆休みは台風でメタメタにされました。お天気ばかりはどうにもなりません。無理せず、辛抱強く、秋風を待ちましょう。

さて、皆さんにとってカウンセリングは身近な存在でしょうか?それとも馴染みのないことでしょうか?いずれ、思い切ってカウンセリングを受けてみよう、と決心した時、一体どうやって自分に合ったカウンセリングルームを見つければ良いのでしょうか。とても悩ましい問題です。どう探せば良いのか?何を基準に選べば良いのか?

ワナクリニックは30年以上前からずっとカウンセリング専門クリニックとして機能してきました。当時、仙台ではカウンセリングルーム自体が珍しく、ほとんど選択肢もなかったかと思います。

しかし、昨今、カウンセリングルームの数は激増!誰かの紹介でもない限り、ほとんどの場合、まずはネット上の情報を検索することと思います。その中で、「良さそう」「自分に合っていそう」と思ったところにアクセスしますよね。残念ながら、ワナは広告宣伝費をほぼかけておりませんので、かなり後の方に出てきますが(笑)

そんな中でもワナを選択してくださる方々がいらっしゃることは、本当にありがたいことです。
ただ、カウンセリング自体、多くの費用と時間を必要とするものです。「本当に自分に合っているのか」は、よくよく検討してみる必要があると思います。

そのために、ワナでは初回来室後、まずは皆さんに「オリエンテーショングループ」への参加をお奨めすることが一般的です。もちろん、強制ではありません。

「オリエンテーショングループ」は、ワナクリニック院長で東北会病院理事長の精神科医・石川達先生が、皆さんに、まずは、ワナクリニックの基本的な考え方をお伝えするプログラムです。「自分の症状や悩みをどう理解するか」そして「どう悩むか」。
石川先生は、いわば悩みの水先案内人です。
ワナクリニックでは、自分の現在の悩みと、これまでのこと(主に家族関係)をつなげて、それぞれが、「自分の物語」を紡ぐことをとても大切にしています。

例えば、「人といると、人の顔色ばかり覗ってしまう。人目が気になり、自分の考えを言うことができない。なんで自分はこうなのか」という悩み。これは今始まったことではないはずです。
それはいつから?「人の顔色を窺う」ことはどこで学んだの?ちょっと自分の歴史を振り返ってみると、おそらく多くの場合、原家族(自分が生まれ育った家庭)の記憶に立ち戻るのではないでしょうか?これは犯人探しや原因特定といった単純な話ではないのです。
人生は思うようにならないことの連続です。その中で、大人も子供も皆それぞれに必死に生きてきたわけです。しかしその中で、最も傷ついていたのは子供。本来は一番大切にされるべきだった子供が多くのトラウマ(心の傷)にさらされ、誰にも気づかれず、放置されてきたかもしれません。
一方、子供時代の体験はその人の一生に亘り影響を及ぼし続けるインパクトを持ちます。子供時代は長く、その中で子供は、生きる術をどんどん脳の中に刻み込んでいくのですから。

そのようなメカニズムを、ベテラン精神科医が、分かりやすく、丁寧に、そして優しく労いをこめて、皆さんにお話しするのがオリエンテーショングループです。

そこで聞いたお話を「なるほどね」という方は、どうぞ、ワナクリニックでのカウンセリングを継続してみてください。「この考え方は自分には合わないな」と思った方は、もしかすると別のカウンセリングルームを探してみた方が良いかもしれません。

いずれ、「悩んで苦しい、思い切って専門家の支援を受けたい」と勇気をもって決心した皆さんが、「ああ、カウンセリングを受けてよかった」と実感できることが、私たちの喜びです。その場所がワナであれ、別のカウンセリングルームであれ、「悩む力」を持つ皆さんが、その力を適切に伸ばし、成長していっていただくことが、私達カウンセラーの願いです。

半日リプロセスリトリート ® のご案内

仙台ではここ数日、雲がわんさか湧き上がって空に山ほど積み上がっても・・・寸止め状態でほぼ雨なし状態が続いています。蒸し暑いですね!

 来週の金曜日(8/18)の午後、ワナクリニック集団療法室を会場に、半日リプロセスリトリート®のワークショップを開催いたします。定員は4名で、女性限定です。

 どんな感じか試しに体験したい方、また、体験済みでもまたワークしてみたい方、どちらも大歓迎です。

 1Dayリプロセスリトリート ® との大きな違いは、1Dayでは「トラウマをありありと体験する」のに対し、半日では「トラウマを距離を持ってみる」点です。10月の1Dayリプロセスリトリート®へ向けて、準備するのにも良いかと思います。

 まずはワナクリニックまでお問合せください。お待ちしております。

TEL:022-275-8186(受付時間 9:30~17:00)

グループカウンセリングについて

今朝は久々に轟くような雷鳴を耳にしました。またまたびっくり。 

ワナの強みの一つとして、グループカウンセリングがあります。カウンセラーが進行役となって、参加者が「自分の話をする・本音で語る」場です。悩みを抱え、カウンセリングルームにいらっしゃるクライエントの多くは、「自分の話をする・本音で語る」場を持たず、苦しく辛い思いを一人で抱え込んでおられます。

「自分の話をする・本音で語る」ためには、場が安全でなければなりません。その入り口が個人カウンセリング。そしてその先に、グループカウンセリングがあるのです。複数の語り手がいて、複数の聞き手がいる。場の安全性は進行役(カウンセラー)が保証する。その中に身を置いて、慌てることなく、無理することなく、しかし着実に参加を継続していくうちに、クライエントの皆さんの中には、必ず好ましい変化が生じてくるのです。

「人にはなかなか語りにくいこと」「人には隠しておかないとならないこと」ほど、実は語る必要性があるのです。自分が語る話に耳を傾けてもらい、また、人が語る話に自分が耳を傾ける。この相互作用こそが、自分への信頼、他者への信頼、世界への信頼を取り戻していくのだと思います。

ワークショップ(リプロセスリトリート)実施!

「皆様、こんにちは。先ほど車を運転しようとしたら、、、「高温のため録画を中止します」とドラレコに言われていましました。びっくり!

 さて、7月22日土曜日、ワークショップ(リプロセスリトリート)を実施しました。6名の方にご参加いただきました。ワナクリニックで15年以上継続して実施してきたワークです。このワークは、主に子供時代に受けたトラウマからの回復のためのワークです。

 事後のアンケートでも皆様から「参加してよかった」「次回も参加したい」との感想をお寄せいただきました。

 これからも継続して実施していきますので、興味のある方は、どうぞワナクリニックまでお問合せのお電話ください。お待ちしています。」