シジュウカラと団子鳥

2024年1月29日月曜日です。

皆さん、シジュウカラってご存知ですか?スズメより少し小さくて、白黒の鳥です。透き通るような鳴き声で、身のこなしは敏捷。人間をあまり恐れません。実は15年以上前、我が家のミモザの木に、どこかで買ってきた巣箱をくくり付けておいたところ、シジュウカラのつがいが子育てを始めてくれました。ある朝、偶然にその巣立ちを目撃することが出来たのです。出るわ、出るわ、あの小さい巣箱の中から、まるでマジックのように、チビちゃんシジュウカラが次々と!数えたら10羽。数え違いかと思って調べてみたら、卵は10個くらい産むそうです。数え違いではなかった。年月が経ち、ミモザの木は朽ち果て、その後に私は柚子の木を植えました。今シーズンは結構な収穫でした。そしてふと、”あの時の感動をもう一度”と思って、再び巣箱をくくりつけ、餌も準備。餌は黒ひまわりの種です。早速2羽のシジュウカラが餌を食べにきてくれるようになりました。小ぶりのバードフィーダーを柚子の木の枝にぶら下げて、毎朝シジュウカラが餌を食べるのを眺めながら、私も朝ごはんを食べています。

しかしここで一つ問題が。庭のスズメ軍団にとっても黒ひまわりの種はご馳走のようで・・・集団でバードフィーダーに群がってくるではありませんか。そりゃもう大騒ぎで、小さなバードフィーダーは彼らの重さでガタガタに揺れまくります。小柄なシジュウカラは圧倒され、軍団の圧勝!軍団にもくず米とか与えてはいるんですが。そこでシジュウカラのために、スズメを追い払う作戦に出た私。エコ贔屓とも言えるけど、私も一日中見張りをしているわけではないので、バランスを取ってる、ということで。というわけで、毎朝、突如、外の柚子の木を目掛け、リビングを猛ダッシュで駆け抜ける私がおります。笑。

シジュウカラは時々巣箱を覗き込んでいます。さて、この春はどうなることやら。楽しみです。

そして、皆さん、団子鳥ってご存知ですか?白い大きな鳥です。知ってるわけないですよね、私が勝手につけた名前ですから。正式にはコハクチョウ。今の時期、泉ヶ岳を望む実沢の田んぼには、多くのコハクチョウが群れでいます。遠くから見ると、まるで無数の白団子!!集団で頭を下げて餌を探す様子は、圧巻の団子です。今年は暖かいので数が少ないように感じるし、早くに北帰行となるかもしれません。秋の終わり、飛来したばかりの団子鳥を見ると、感動します。遥か彼方から、自分の羽だけで、自分の力だけを頼りに、ここまで辿り着いたのね、あなた達は、と。中にグレーがかった若い個体も混じっているのです。すごいものです。

話は変わって、先週の土曜日(1月27日)、東北会病院の体育館を会場に、ワンデーリプロセスワークを実施しました。5名の方に参加していただきました。皆さんのご協力の元、無事終えることが出来ました。ありがとうございました。

トラウマを癒すための心理技法は様々あるかと思います。決してリプロセスワークだけが唯一無二の方法ではありません。でも、リプロセスならではの良さ一つとして、「メンバー同士が支え合って一緒にワークし、共感と労いの言葉を交わすことにより、この世は孤立無援ではないという経験を自分にさせることができる点である」と、改めて認識しました。1回で完結というよりは、何回もやってみることで徐々に自分の中の変化に気づいていけるようなワークです。

次回は4月13日(土曜日)を予定しております。あくまでも予定。正式に決定したらご案内いたします。

それではまた。