6月30日木曜日です。
すでにお知らせの通り、7月20日土曜日に、トラウマ治療のためのワークショップ、ワンデー・リプロセス・リトリートを開催いたします。これは主催がワナクリニック、場所は東北会病院です。
これとは別に、6月22日土曜日、札幌でもワンデー・リプロセス・リトリートが開催されます(私は、ちょこっとお手伝いに行きます、多分)。これは主催が西尾リプロセス心理臨床研究所、場所は札幌市東区の社会福祉法人麦の子の一角にある西尾記念ビルです。
主催は違いますか、内容はほぼ同じものになります。
ところで、この社会福祉法人麦の子会についての番組が、明後日、6月1日土曜日にEテレで放送されます。時間は夜の11時から12時まで。みなさん、起きてますか(私は寝ているかもしれない、、、、)?もしも良かったらご覧になってください。
NHKが1年間の取材を行なって番組を作ったのだそうです。
リプロセス・リトリートの創始者西尾和美先生は、早くから子供の虐待問題に警鐘を鳴らし続けていた方でもあります。虐待をしてしまう親、被害者である子供、その双方を支援をすることが、虐待予防と治療に欠かせません。そのことを学生時代からずっと実践してきたのが、現在法人の理事長をしている北川聡子さんです。北川さんは、西尾リプロセス心理臨床研究所の所長でもあります。
そもそも西尾先生と北川さんとのご縁はとても深いものがあります。西尾先生は、かなり以前より麦の子でリプロセス・リトリートを実施し、虐待をしていた親御さん達(多くの場合、この方達もかつては被虐待児)のトラウマケアをしていました。そのようなご縁もあり、一昨年、麦の子の一角に西尾記念ビルが建設されたのです。
北川さんが、学生時代、数人の仲間と細々と始めた子育て支援の施設は、その後大きな広がりとなり、今では名実ともに一つの街を形作るまでになっています。こんな場所、日本のどこを探してもないだろうなあ、と、訪れる度に思います。
そんな訳で、西尾和美先生が特別の思いを寄せられた麦の子のこと、もしも興味があれば(そして起きていられたら。。。)ご覧になってくださいね。
また、仙台での7月のワークショップも参加者を募っていますので、よろしくお願いします。