グループカウンセリングについて

今朝は久々に轟くような雷鳴を耳にしました。またまたびっくり。 

ワナの強みの一つとして、グループカウンセリングがあります。カウンセラーが進行役となって、参加者が「自分の話をする・本音で語る」場です。悩みを抱え、カウンセリングルームにいらっしゃるクライエントの多くは、「自分の話をする・本音で語る」場を持たず、苦しく辛い思いを一人で抱え込んでおられます。

「自分の話をする・本音で語る」ためには、場が安全でなければなりません。その入り口が個人カウンセリング。そしてその先に、グループカウンセリングがあるのです。複数の語り手がいて、複数の聞き手がいる。場の安全性は進行役(カウンセラー)が保証する。その中に身を置いて、慌てることなく、無理することなく、しかし着実に参加を継続していくうちに、クライエントの皆さんの中には、必ず好ましい変化が生じてくるのです。

「人にはなかなか語りにくいこと」「人には隠しておかないとならないこと」ほど、実は語る必要性があるのです。自分が語る話に耳を傾けてもらい、また、人が語る話に自分が耳を傾ける。この相互作用こそが、自分への信頼、他者への信頼、世界への信頼を取り戻していくのだと思います。