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2024年始まりました

2024年が始まってもう20日近くが過ぎました。1月18日(木曜日)です。今日はわりと暖かです。

1月12日(火曜日)は県北での仕事がありました。前日から雪を心配し、何度もお天気予報を見たのですが、あまり大したことないみたいでした。安心して寝て、、、火曜日の朝起きてびっくり!仙台市内でも結構な雪、そして低温。高速道路はずっと50キロ制限で、泉から北は吹雪でした。「ここで吹雪ということは、県北なんてどうなってるの?もう遅刻するしかないね、仕方ない。命には変えられないから」と思って慎重に運転して行きました。ところが、、、古川で高速降りると、あれれ、雪はそんなにないし、お天気も青空が見えるではないですか。予想とは真逆でした。おかげで遅刻もなく目的地につきました。おかしなお天気は続いてますね。

2024年は1月1日の能登地震から始まりました。なんでよりにもよってお正月?

自然災害は情け容赦なしです。「なんで地震にこんなことをされなければならないのだ」という被災者の慟哭を耳にした時、「津波め、ひどいじゃないか!」と怒っていた13年前の自分のことを思い出しました。能登特有の事情により、復旧への道はすでにとても険しいものとなっています。被災者の方々の身が案じられます。

そして翌2日には羽田の飛行機事故。新千歳発のJALと聞いて、ワークショップ(リプロセス・リトリート)の仕事を一緒にしている北海道の社会福祉法人麦の子会の皆さんのことが頭によぎりました。中でも年中、国内外を飛び回っている北川理事長さんのことが心配になり、すぐにラインしました。「無事です。でもJALユーザーなので、あちこちから安否確認が殺到してます」とのお返事がありました。

大変な年の初めとなりましたが、改めて、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

来る1月27日(金曜日)は、ワンデーワークショップ、リプロセス・リトリートを開催いたします。すでに5名以上の方々に申し込んでいただいています。自分の中にあるトラウマ記憶を書き換えるためのワークです。記憶は思い出す度に少しずつ書き換えられていくものですが、そこをパワフルに良い記憶に書き換えていくためのワークです。

興味のある方は、声をかけていただけると嬉しいです。「リプロセスって何?」「何をするの?」「どんな準備が必要?」とか何でも!今すぐ参加、というわけではなくて良いのです。参加のための準備も、喜んでお手伝いいたします。

それではまた。

2023年もうすぐ終わります

2023年12月19日です。寒〜い。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?猛暑から秋をほぼぶっ飛ばして冬。冬のはずなのになんかやけに暖かかくなったり、かと思うと一転してここ数日の厳冬・・・その中で体調を維持するのは大変ですね。

ブログもすっかりご無沙汰してしまいました。反省。

先日、東京に行ってきたのですが、東京ではコロナはすでに過去のもののようです。マスク派は、老いも若きも間違いなく少数派。昼時のレストランでは、人混み、喧騒、距離なし、おしゃべり・・・仙台人一人、内心でびびってました。ホテルに戻るとせっせとうがいに手洗い、加えてイソジン鼻うがい。イソジン鼻うがいすると、一時的に嗅覚が麻痺することに気がつきました。大好物のアイスクリームの味がせず、がっかりでした。ちなみにアイスクリームは「まんじゅうアイス」。

2023年ももうすぐ終わりですね。「それがどうした?月が変わるだけだ!」と言いたい自分もいるけれど、せっかくだから、一つだけ振り返ることにしています。

「何か新しいことに挑戦できたか?」年を重ねた私にはこれが良いようです。「毎年、一つで良いから新しいことに挑戦してみよう」これが私がなんとなく決めている新年の誓い。そして今年は?

はい、挑戦できました!挑戦すればそれでよし、そこで終わりになろうが、やりっぱなしになろうが、なんだろうが。一応、やってみれば合格です!へへへ。

12月に入って、11日・18日と2回連続でFGをお休みしてしまいました。ごめんなさい。来週25日は今年最後のFGです。皆さん、どうぞおいでください!お待ちしています。

10月28日(土)ワンデーリプロセス・リトリート®️開催 次回2024年1月27日(土)

 皆さん、いかがお過ごしですか?やっと酷暑から抜けましたね。
 10月になり、湿度・気温ともに落ち着いてきました。それでも平年よりは高めの日々。そもそも9月のあの暑さ、なんだったのでしょう?と言いながら、その記憶ももはや曖昧になってしまうほど、疲れ果てた夏でした。2023年酷暑の夏、忘れられない・・・忘れられない酷暑の夏、のこれが始まり?と思わないでもないですが、それは考えないことにしましょう。
 さて、年に4回のワンデーリプロセス・リトリート®️のワークショップをこの10月28日(土)に開催いたします。これは、西尾和美先生がトラウマからの回復のために創始したワークショップです。西尾先生が亡き後は、「西尾心理臨床研究所」というきちんとした組織が中心となって、このワークショップの継承を担ってきました。
 子供時代の虐待トラウマと成人後の障害については、すでにリサーチで明らかにされています。解離性同一障害や境界性パーソナリティ障害では、そのほとんどが子供時代に虐待の被害者であったことが分かっています。同時にそれらの障害の半数以上の方が、何らかのアディクションを合併していることもリサーチで明らかにされてきました。その問題をなんとかしようと、西尾先生が多くの心理技法を統合的にまとめ上げて、ワークショップの形にしたのが、リプロセス・リトリート®️です。すでに30年以上の実施実績があります。
 カウンセリングを重ねる中で、多くのクライエントは「子供時代のトラウマが現在の問題に影響を及ぼしている」ということに気がつき、言葉を発する以前から傷を負ってきたことを認識することになります。だからこそ、言語だけではない統合的なセラピーが必要とされるわけです。それがリプロセス・リトリート®️ということです。
 皆さんの中で、「もっと知りたい」「ここがよく分からない」と思う方がいらっしゃれば、どうぞワナクリニックにお問合せのお電話を下さい。お待ちしております。申し込みは随時受けております。

2023年忘れられない夏

皆様、こんにちは。2023年9月4日火曜日です。
昨日は久しぶりのまとまった雨で、やっと秋が来たかも、なんか涼しい!!と一気に期待したところでしたが、、、、今日は朝からまたジリジリとした日差しが、、、残念!まだまだ我慢の日は続きます。何をしても汗みどろの2023年夏、雨が降らなかった夏、忘れられないですね。
もう一つ、「2023年忘れられない夏」の出来事。ブログ担当者の私も8月半ば過ぎ、コロナに感染してしまいました。仕事に穴をあけ、クライアントの皆様にはご迷惑をおかけしました。私、人混みは大嫌いだし、外食ゼロの生活を保ってはいたのですが、家族が感染し、家の中にウィルスを持ち込んでしまったのです。家庭内隔離や消毒などかなり頑張ったのですが、防ぎきれませんでした。感染力が強く、家庭内や施設内であっという間に広がる、という記事も目にします。
コロナは感染してもほぼ無症状で済む人が人口に一定割合を占めるそうです。羨ましい(友人に一人います!)。私の場合はそれなりに症状が出ました。喉のセロセロ感から始まって、咳、発熱、関節の痛み、喉の痛みなど、一通りの症状が出ました。イソジンの喉うがいに加え、鼻うがいにまでイソジンを入れて、しみて毎度涙目になりながらも、必死に防衛線を張っていました。あ、あと栄養補給にかこつけて、鰻を食しておりました!病人の特権です。真冬の年末に感染した知人は、「桃が食べたい!」と言って、デパートでフレッシュの桃を調達してもらったそうです。冬の桃?温室栽培?どうなってることやら。
症状や後遺症は人により色々のようです。いずれ、少しずつは良くなってはいくみたいですね。私も感染から20日近くたった先週の土曜日、大好きな山歩きを復活させて、ゆっくりゆっくりではありますが、木々の生い茂る山の中を歩き通すことができました。冷房がなくても涼しい空気を本当に久しぶりに味わってきました。
新たな変異ウイルスも話題になっていますね。過度に神経質になっても苦しいし、かといって油断しきってしまってもまずいのではないかと思います。「ほどほどに」ということで、私も人混みでのマスク、帰宅しての手洗いとうがいを継続していこうと思います(時々忘れるけど)。
気温は夏ですが、季節は秋です。何かと色々考え込んだり、時には不安定になりやすい季節の変わり目でもあります。そういう時は、どうぞワナにいらして語ってくださいね。個人でもグループでも良いと思います。お待ちしています。

カウセリングルームをどうやって選ぶ?

相変わらず酷暑は続き、お盆休みは台風でメタメタにされました。お天気ばかりはどうにもなりません。無理せず、辛抱強く、秋風を待ちましょう。

さて、皆さんにとってカウンセリングは身近な存在でしょうか?それとも馴染みのないことでしょうか?いずれ、思い切ってカウンセリングを受けてみよう、と決心した時、一体どうやって自分に合ったカウンセリングルームを見つければ良いのでしょうか。とても悩ましい問題です。どう探せば良いのか?何を基準に選べば良いのか?

ワナクリニックは30年以上前からずっとカウンセリング専門クリニックとして機能してきました。当時、仙台ではカウンセリングルーム自体が珍しく、ほとんど選択肢もなかったかと思います。

しかし、昨今、カウンセリングルームの数は激増!誰かの紹介でもない限り、ほとんどの場合、まずはネット上の情報を検索することと思います。その中で、「良さそう」「自分に合っていそう」と思ったところにアクセスしますよね。残念ながら、ワナは広告宣伝費をほぼかけておりませんので、かなり後の方に出てきますが(笑)

そんな中でもワナを選択してくださる方々がいらっしゃることは、本当にありがたいことです。
ただ、カウンセリング自体、多くの費用と時間を必要とするものです。「本当に自分に合っているのか」は、よくよく検討してみる必要があると思います。

そのために、ワナでは初回来室後、まずは皆さんに「オリエンテーショングループ」への参加をお奨めすることが一般的です。もちろん、強制ではありません。

「オリエンテーショングループ」は、ワナクリニック院長で東北会病院理事長の精神科医・石川達先生が、皆さんに、まずは、ワナクリニックの基本的な考え方をお伝えするプログラムです。「自分の症状や悩みをどう理解するか」そして「どう悩むか」。
石川先生は、いわば悩みの水先案内人です。
ワナクリニックでは、自分の現在の悩みと、これまでのこと(主に家族関係)をつなげて、それぞれが、「自分の物語」を紡ぐことをとても大切にしています。

例えば、「人といると、人の顔色ばかり覗ってしまう。人目が気になり、自分の考えを言うことができない。なんで自分はこうなのか」という悩み。これは今始まったことではないはずです。
それはいつから?「人の顔色を窺う」ことはどこで学んだの?ちょっと自分の歴史を振り返ってみると、おそらく多くの場合、原家族(自分が生まれ育った家庭)の記憶に立ち戻るのではないでしょうか?これは犯人探しや原因特定といった単純な話ではないのです。
人生は思うようにならないことの連続です。その中で、大人も子供も皆それぞれに必死に生きてきたわけです。しかしその中で、最も傷ついていたのは子供。本来は一番大切にされるべきだった子供が多くのトラウマ(心の傷)にさらされ、誰にも気づかれず、放置されてきたかもしれません。
一方、子供時代の体験はその人の一生に亘り影響を及ぼし続けるインパクトを持ちます。子供時代は長く、その中で子供は、生きる術をどんどん脳の中に刻み込んでいくのですから。

そのようなメカニズムを、ベテラン精神科医が、分かりやすく、丁寧に、そして優しく労いをこめて、皆さんにお話しするのがオリエンテーショングループです。

そこで聞いたお話を「なるほどね」という方は、どうぞ、ワナクリニックでのカウンセリングを継続してみてください。「この考え方は自分には合わないな」と思った方は、もしかすると別のカウンセリングルームを探してみた方が良いかもしれません。

いずれ、「悩んで苦しい、思い切って専門家の支援を受けたい」と勇気をもって決心した皆さんが、「ああ、カウンセリングを受けてよかった」と実感できることが、私たちの喜びです。その場所がワナであれ、別のカウンセリングルームであれ、「悩む力」を持つ皆さんが、その力を適切に伸ばし、成長していっていただくことが、私達カウンセラーの願いです。